台湾桃園機場巴士  写真をクリックすると拡大表示されます。
 台北・中正国際空港は、2006年9月に台湾桃園国際空港と改名しました。本コーナーでは呼称を改めました。写真は変更していないので、古いままのものもありますが、バスの行き先表示など、突然の変更であったため、実物が中正(CKS)から変わっていません。(2006年9月末現在、大有巴士の一部のみ単純に「中正」を消して「機場」と表記)読み替えてご覧ください。
台北市街 ⇔ 台湾桃園国際機場  
会社名 系統 写真 運行区間 ギャラリー 解説 游悠網直リンク
国光客運 61
国光客運・台北東站にて
台北東站

 日本のどんなガイドブックを見ても紹介されている国光客運のバス米国のグレイハウンド・バスと同じ様相で、ステンレスボディに片側3列タイヤが見た目の特徴。2006年頃から"61"系統をオデコのLEDで表示始めた。なお、台北の市内バスに61系統は存在しないので、特に混乱はきたさない。結構飛ばし屋の運転手が多い。
 台湾桃園国際機場の起終点は第2ターミナル。第1ターミナルは途中のバス停となる。値段が安いので台湾人が多く利用しており、機場発はいつも混んでいる。従い、第1ターミナルに到着した場合、混んでいる時間帯は、数人しか乗車できない場合がある。
 往復とも高速道路を走る。機場→台北では捷運(MRT)圓山車站で地下鉄淡水線に乗り換え可能。以前は台北車站は、駅からかなり離れた辺鄙な所で降ろされたが、2005年頃から台北車站東側の車寄せに停まってくれ、目の前のタクシーへの乗り換えも容易になった。
 車内の椅子は4列シートなるも、シートピッチが広く、足載せ、リクライニング付。臭いが一応後部に便所あり。2階バスタイプではないので、見下ろされる。
路 線 図

第2
ターミナル
62
桃園国際機場第1ターミナル站にて
松山機場
側面にデカデカと"直達"と記載あり
 台北の国内専用空港(いわば成田に対する羽田)・松山機場と、桃園国際空港を結ぶ。途中、代表的観光地・行天宮付近のバス停のみ停車なので”経行天宮"と表示を出していることが多い。また、”直達”と表現しているものもある。
 車体は中興號でよく使用されるタイプの3列シート。内装が61系統よりも良い。強いて不便な店は天井の荷棚の高さ不足で、荷物置き場に困る。(床下スペースにトランクと一緒に入れたくない荷物ってありますよね。。。)
 松山機場では市バスとの乗り継ぎがスムーズ。なお、市バスにも三重〜東園の62系統は存在する。

桃園機場
63
桃園国際機場第1ターミナル站にて
松山機場
側面には主要の数多くのバス停が掲出
 62系統と同じ区間を走るが、台北市内、機場のある桃園縣内(南茨IC〜機場)は一般市バスと同じ停留所に停まる。一部のバスは、機場の先の大園という所まで足を伸ばす。なお、62系統よりも値段設定は安いが20分近く時間が余計にかかる。
 

桃園機場
長榮巴士 21
桃園国際機場第1ターミナル站にて
中正機場第1ターミナル
復興南路にて

捷運(MRT)南京東路車站にて


復興南路にて
 日本〜台湾間で飛んでいるEVA-Air(長榮航空)の系列会社、長榮巴士が運行している連絡バス。2階建てバスのような大型のスーパーハイデッカーの車体。340HPと一時期宣伝していた。
 機場第1ターミナルから、第2ターミナルを経て高速に入り、台北市内を一巡して帰って行く。
 比較的やさしい運転をする運転手が多い。


 車体後面にはスクロール式大型広告を掲出しているが、長榮航空がHelloKittyとタイアップしている関係で、この広告にHello Kittyが描かれていることがある。(左写真参照)

 
 また、一部(40分毎?)、上の63系統や、下の33系統のように、高速を南茨(桃園)ICで降りて、機場まで一般道を走る便がある。たまに同時に来ると台湾人でも運転手と押し問答をするほどややこしいので、前面掲出の表示(上の写真は直達、左の写真は直達とは書かれていない)を良く確認せねばならない。もし、間違えて乗ってしまったら、諦めてイライラして乗りつづけること。なぜなら、こちらの便は直達よりも安いのだ。

台北市内
大有巴士 32



機場第1ターミナル站にて
桃園空港
第1ターミナル站にて
 台湾・桃園国際空港と、台北市の東区を結ぶ、復興北路で捷運(MRT)と接続し、市政府近くの君悦飯店までの大型ホテルを回る。空港と台北市内の間はノンストップのフル高速経由。
 車輌は大有巴士の東湖所属。
 同じ大有巴士の一部高速経由の33系統・西線に比べると、カーテン付の大有とは思えない立派で新し目の車を使用。以前、オリジナル車体には"airbus"のロゴがエンジン部分に入っていたが、最近は側面広告車ばかり。

東区
33

西

第1ターミナル站にて
大園
第1ターミナル前を走る
 桃園国際空港の先、大園が始発。第1ターミナル、第2ターミナルに立ち寄った後、空港から桃園市街へ向かう幹線の中正路を通常の市バスとして走り、そののち高速で台北市街へ。台北市の西側、中山北路の主要ホテルと台北車站(バスターミナル)を巡って帰ってゆく。車は大有巴士・三重站(営業所)所属。
 経年変化なのか、そういう性能なのか、よく分らないが、高速走行中、特に登坂時、やたらと他社バスに追い越される。内装も陳腐化。やはり大有巴士、とうなづける。

 最左の写真はオリジナル車体。”airbus"の大きなロゴ入り。最近は写真のような側面広告入りの車体が増えたため、"airbus"は目立たなくなった。

台北車站

中山北路
建明客運 51
第1ターミナル站にて
第1ターミナル
第1ターミナル前・塗装変更車

旧塗装車・第1ターミナルにて
 以前はポメラニアンが左側面に1匹、右側面に2匹、駆ける姿がデカデカと描かれていた飛狗巴士で走っていたが、最近、"City Flyer"と改名し、ピンクの車体に"City Flyer"と記載した車となった。新車は良いのだが、旧車も塗装変更だけで走っている。
 車輌は内湖営業所所属なので、ここから空港へ向かう。途中、松江路、南京東路、敦化北路を利用するが、公車(市バス)レーンを走るものもあれば、我関せずと通常車線を走り抜ける車もあり、広い道路の中央を走るバスレーンのバス停と歩道が離れていて乗るのは難しい。しかし、松山機場を経由するので、国際線・国内線間をバス移動する場合、国光客運に飽きたら乗ってみるのもよい。(国光よりも本数が少ないのがネックである。)

内湖
亞通客運 番外編
第1ターミナル站にて
松山機場
松山機場にて

車内路線図
 台北市内・松山機場から、大園まで。国際空港まで全線高速経由で走っていると、桃園機場の手前に大園交流路(IC)がある。このICを降りた所にあるのが大園村まで行くバスは、南茨ICから桃園機場まで一般道を走る33と63の一部があり、空港ターミナルを経由するが、このバスは営業路線上通過する。(路線図参照) しかし、筆者は客を降ろしているところを見たことがあるので、運転手とのネゴが必要なのかもしれない。
 さらに、筆者が試乗したところ、一般道から空港に入らず、空港の海岸側の道をひたすら走り、滑走路そばのバス会社の車庫に連れて行かれ、「チョッと待ってろ」と言われ15分後に大園まで走った。大園農會というバス停で33,63,72系統の桃園機場行きバスへの乗り換え可能(20元)。
 大きな荷物がなく、暇な人は試して無事利用できたかどうか結果を教えて欲しい。

大園
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