葛瑪蘭客運
カマラン・クーユン

臺鐵 羅東車站(後車站)の葛瑪蘭客運車
(方向転換の回送で顔を出すが、乗客は200mほど手前で降ろされる)

額が寝ていて、その中の行き先表示LEDはガラスが反射して見難い
(333-FL 板橋BTにて)

 葛瑪蘭客運は、2007年11月に営業を開始した台北〜宜蘭、羅東を結ぶ高速バス。台北と東海岸の間は国道(高速)五号線の雪山随道(12.9km:アジア2位=2008.1.20現在)を走る。首都客運と異なり、台北側は台北BT、板橋BT(鉄道の板橋車站併設)が利用できる。
 車体は三菱ふそう製で、防煙マスクや酸素ボンベといった安全装備搭載の3列シートのハイデッカー車。特に特徴のある内装などはないが、こじんまりとしており、エアサスが柔らかめの設定であり、首都客運の首都之星よりはくつろげる。

332-FL 板橋BTにて

313-FL 板橋車站前にて

332-FL 車内

322-FL 板橋BTを出る宜蘭行き

最前部に酸素ボンベと防煙マスク搭載

羅東のバス降車站は臺鐵車站から少し離れたバイパス沿い。地図もなく、途方にくれる。

323-FL バックビュー
シンプルな造りで、特段奇をてらったような装飾もない。海と山は東海岸のイメージ

台湾の高速バスには珍しく側フリフリカーテンではなく、シェード。 吸盤でガラスに固定する。これは便利なコストダウン。

板橋BT
旧阿羅哈のスペースに葛瑪蘭が入り、玉突き式に乗り場が移動している

羅東站(乗り場)
臺鐵車站(後車站)から徒歩5分

周囲に街はない。

台湾の高速バスには珍しく荷棚があるが、小さくて使い物にならない。
 雪山随道の東側入口付近に建つモニュメント。長大トンネルでの安全に気を配っているのか、トンネルに入る便は定員オーバーなど無いか、警察がチェックする。このモニュメント傍にも警官の監視小屋がある。
 2008.1 記
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