346-FA 新竹→台北 @台北円環 |
台北から西海岸を台中方向に下ったところに新竹という都市がある。近年、科学研究都市を目指して企業や大学の誘致で有名となった都市で、台湾新幹線の駅もある。この新竹市で一番メジャーなバス会社が新竹汽車客運。新竹を中心に北は中歴、南は苗栗までをテリトリーとする市バス、都市間路線バスを運行しているが、台北-新竹、台北-楊梅の高速バスで台北に顔を出し、台中-新竹、台中-苗栗の高速バスで台中に顔を出す。桃園国際空港との間で路線があればかなり需要もあろうかと思われる土地であるが、残念ながら新竹-桃園空港便は未だ存在しない。 台北-新竹路線は国光客運、豪泰客運、建明客運、亜蓮客運の4社路線を相手に奮闘している。しかも、経路がほとんどカブッて居る(台北バスターミナル〜新竹駅前)相手が国光客運と豪泰客運という強豪であり、地元の意地があるのかもしれない。 車両はそのほとんどが日野で、車種の違いに関係なく、白地にオレンジと緑(少し青みがかった深い緑である)のラインをまとう。一部の車両は台湾で流行りの釣り目前照灯のフルハイデッカーであるが、大半は通常のハイデッカーである。ただし、2006年頃から一部の台中便に長距離路線バスと同じ1ドアの路線バス風車両が運用に入るようになった。 走り方は概しておとなしい運転であるようなので、ブラックアウトされた側窓に囲まれた車内は、内装は目玉となる装備は無いが、くつろぐことは出来る。 |
347-FA 台北→新竹 @台北BT出口 |
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348-FA 台北→新竹 @台北・民生重慶 |
491-FD @新竹車站前 |
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FN-306 台中→苗栗(ミャオリ) @苗栗車站 |
469-FD 台中→新竹 @新竹火車站前 |
450-FD 新竹→台中 @台中・中山路 |
450-FD 台中→新竹 @台中・朝馬 |
台中-新竹(台中客運との共同運行)、台中-苗栗(ミャオリ)の高速路線も存在する。とはいうものの、新竹自体、台北市の方向を睨んでいる都市であるため、需要はそれほど高くないようである。 なお、苗栗(ミャオリ)は鉄道の要所で、左上写真にある臺鐵の車站の裏側の臺鐵敷地内に屋根つきの鉄道文物展示館がある。→ |
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