豐榮客運は1968年創業と歴史はそこそこ古いが、南投縣のローカルバスとして運行してきた。台北-日月潭の高速バス路線を運行開始したのは2004年と比較的新しい。台北は台北車站西の國道客運バスターミナルには乗り入れておらず、捷運(MRT)板南線・忠孝復興車站そば、新しいSOGOの前のバス乗り場から復興南路を南下、公館を経由した後、北2高速で台中へ向かう。台中とはいっても、五權西路の交流道(IC)の傍にある乗り場(與環中路との交差点)のみに立ち寄り、他の高速バスとの乗り換え接点は無い。市街地や新幹線の車站からも遠く離れており、公車(市バス)からの乗り換えも困難。その後高速3号線経由で南投縣草屯鎮から一般道で埔里を経由して日月潭に至る。 | |
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バスのロゴ 郵便の消印を模している。 253-FC 台北-日月潭 台北・忠孝復興バス乗り場にて |
車両は日本でも良く見かけるサイズのハイデッカーバス。外見上、特に変わった装備は見当たらない。車内は革張りの2+1人掛けのリクライニングシート。足載せはあるがオットマンはない。読み物、飲物は車内の棚に置かれているものを勝手に持ってゆけるが冷蔵庫など気の聞いたものは無い。ただし、重心が低い車体である為、走行中は安定しており、一般道に入ったあとのワインディング路であっても乗り心地は良い。
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