和欣客運HoHsin
 台北-台中嘉義-台南-高雄を主軸に路線を展開している豪華バス。全車2階席のみの総統座椅。赤地に黄色、青、白といった塗装の派手な車体であるが、豪泰バスとよく似ている。サイドミラーが大型で、しかも目立つ塗色なので、角が生えているような感じ。このサイドミラー、単純に後方のみでなく、アーム部分にも凸面鏡が仕込まれており、なかなかの優れものである。
 車輌はVOLVO→FUSO→SCANIAという順で変化してきた。VOLVO時代からFUSOの前期までをS型、2000年以降のFUSO車を海豚型、SCANIA車をE型と分類される。左の車はS型、右の車は海豚型、左下がE型、右下が8輪E型で、8輪車は尊龍客運が24時間運行を止めた際に余剰となった車を買い取って和欣カラーとしたもので、新車のような顔をしているが実はチョッと古く、海豚型と同世代の車。
 車内の総統座椅のサイズは阿羅哈客運と大差ないが、阿羅哈に比べれば少し硬め、尊龍よりは軟らかい。電動リクライニングのほか勿論ゲーム付液晶TV装備。按摩機能つき。
 2004年に投入されたE型車の中には通常19人乗りの車に16人乗りという超豪華座席車があり、この椅子は殆どフラットに倒れる。2007年に投入された白金臥艙は定員14人のシェル型座席装備で阿羅哈に勝る。阿羅哈客運と値段はほぼ同じであるが、小姐の添乗サービスはなく、全てセルフサービスとなっている。
 

 営業路線は以下の便
 
台北-台中(朝馬)-嘉義台北-新営-台南台北-新營-高雄、嘉義-高雄・小港機場、板橋-新營-高雄
 以前は台中-台南、台中-高雄という便があったが、台中の発着を朝馬站として台中車站-朝馬が無料シャトルバス(赤バス)となってしまい、阿羅哈バスとの優位性が無くなった。
 車輌を紹介してゆく。 8輪車もあります

S型

海豚型

E型

   白金臥艙
 座席のTVには色々なチャンネルが用意されている。TVBS-TVのニュースチャンネル、映画(洋、和、中、台)、音楽ビデオ(日本物あり)、TVドラマ(日本物あり)、GPSによる現在地表示。
 和欣客運の説明ビデオの中の非常脱出ビデオはなかなか面白い。ドアの開け方や窓の割り方の説明あり。

メインメニュー

新聞台(TVニュース)

音楽(日本物有)

現在地表示

台北付近
 和欣客運の各バスターミナルには左の写真のような案内表示が設置されている。発車時間、行く先、空席情報、そして車番が表されている。
 通常、車番は2階前面窓に書かれてあるが、一部の車では表示がない。そのような時はナンバープレートの3桁の数字を意味する。
 和欣客運とアロハ客運はナンバーの3桁の数字を車番として使用していたが、この数字の重複があるようで、そのような車には車番が表示されていない。
和欣客運:ウェブサイト
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